医師としての年輪

インフルエンザの予防接種を受けた時のことです。息子は小学校に上がっていましたが、怖がっています。ささやかに抵抗していましたが、ついに名前を呼ばれ診察室へ入りました。先生は医師の道何十年の大ベテランです。少し涙目の息子に先生は動じることなく、「こんにちは。注射怖いの?大丈夫だよ」と穏やかに話しかけます。そのまま世間話のように話を始めたかと思ったら「はい、終わったよ」とにっこり注射器を手に微笑まれました。この間わずか二十秒足らず、いつの間にか注射は終わっていました。そばにいた私もあっけにとられるほど自然な早技でした。しかも全く痛くなくなかった様です。一番驚いていたのは息子で、目をぱちぱちさせていました。さすが大ベテラン、医師の年輪と風格を目の当たりにした出来事でした。

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