博士は何か細かい数字を

 博士は何か細かい数字を盛んに筆記した。
「よし、ありがとう。……こっちも今夜は可なり強勢なんだ。全体として、三倍ちかくになっているから愕くよ。つまりSS五〇一がやっぱり四ポイント九〇、五〇二が五ポイント一八、……」
 しばらくは、博士が何かわからぬ沢山の数字を喋る声が聞えた。
「……この数字は、いよいよ僕の仮説の正しいことを証拠だてるものだと思う。ねえ、君も同感するだろう。とにかく近く地球を離れてみたいと思うんだが……。イヤその前に、一つ面白い実験をやりかかっている。今夜だよ。今なんだよ。君が来られると面白いのだが……ナニ今夜はオリオン星座から目が離せないって。そりゃ残念だ。とにかく僕は今夜この実験をやってしまわないと、研究のプログラムが……そうそう、その通り。じゃあ、この次は十六時に……。失敬!」
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